アイドリング時の振動が気になる・・・エンジン改善TOP > 直噴エンジン搭載車種別 > 三菱 シャリオグランディス | アイドリング時の気になる振動
三菱 シャリオグランディス | アイドリング時の気になる振動について
信号待ちや停車中のアイドリング時に
・振動が気になる・大きくなった・・・
・エンジンの音がへん・ときどき音が変わる・・・
このように感じるのは、アイドリング時の気になる振動が原因です。
この代表的な原因と解決方法をご紹介します。
アイドリング時の気になる振動の詳しい症状
- アイドリング時の回転数が上下して安定しない・・・タコメーター(回転数計)で確認
- アイドリング時にエンジンから変な音がする・・・エンジンの音が不規則
一般的に正常なアイドリングは700〜800rpm付近の回転数で安定します。しかし、エンジンに何らかの問題が発生すると、アイドリング時の回転数は安定せず、短い周期で上下したり、突然に回転数が下がったりするなどの症状が発生してしまいます。
その後、状態が悪化すると、以下のようになることもあります。
- Dレンジ(ドライブ)で停止していると、プルプルと車体が前後に揺れる。
- アイドリングの回転数が突然下がり、ときどきエンストする。
アイドリング時の気になる振動の代表的な原因
- GDIエンジン特有のエンジン内の汚れの堆積 (インジェクション周辺)
- アイドリング関連部品の故障
- 必要なメンテナンスや整備がされてない
アイドリング時の気になる振動の原因としては、様々なことが考えられますが、代表的な原因としては、メンテナンス不足、エンジン内部の汚れの堆積、アイドリングに関連する部品の故障 があります。また、原因は1つとは限らず複数の原因が関連してアイドリング時の気になる振動を起こすこともあります。
原因別の対処法
- GDI(直噴)エンジン特有の内部の汚れの堆積 (インジェクション周辺)
⇒ 洗浄系ガソリン添加剤で内部洗浄(自分で簡単)、もしくは、オーバーホール(整備工場で) - 関連部品の故障
⇒ 故障部品の調査および交換、整備工場やディーラーで修理 - 必要なメンテナンス不足
⇒ オイルや消耗品などの交換・清掃、定期メンテナンスを実施(定期点検)
@GDI直噴エンジン特有のエンジン内部の汚れ
直噴エンジン(三菱GDIエンジン)搭載車では、総走行距離が数万キロを過ぎてから、エンジンの性能低下やアイドリング時の気になる振動や黒煙など、インジェクション(燃料噴射装置)の周辺に堆積した汚れが原因となる問題が多発することが確認されています。
直噴エンジンに効果のある洗浄系ガソリン添加剤(OH+PRODUCTS)を使用することで低コストで簡単に改善する場合が多いのですが、ディーラーや整備工場によっては、エンジンの分解清掃やエンジン交換など高額な整備を進められることがあるので、注意が必要です。
A基本的なメンテナンス不足
必要なメンテナンスが不足していることが原因となりアイドリング時の気になる振動を引き起こすこともあります。一般的な使用状況であれば、2年に一回の車検の際のメンテナンスで十分で問題ありません。しかし、ユーザー車検や格安車検などでメンテナンスを省略した場合や苛酷な使用状況の場合は、エアクリーナーエレメントやプラグ、エンジンオイルなどに問題がある可能性があるので、各部を点検の上、必要に応じて交換や清掃を行います。
B関連部品の故障
@Aに当てはまらない場合は、関連部品(スロットルポジションセンサー・アイドリングコントロールユニット・エアフロメータなど)の汚れや故障が考えられます。整備工場やディーラーに修理を依頼して部品の分解洗浄や故障部品の交換をしてもらいます。
しかし、故障が疑われる部品の
一部には10万円近くする高価な部品もありますので、洗浄系ガソリン添加剤やエンジンコンディショナーによる洗浄など、出来るだけ低コストな方法を試して、考えた方が良いしょう。ディーラーや整備工場で相談する良いでしょう。
最後に、アイドリング時の気になる振動は、小さなトラブルに思えますが、意外と根深いトラブルでもあります。
ディーラや整備工場でも試行錯誤な場合もあり、「進められて高額な費用でエンジン交換したが、しばらくして再発した」という話もよく聞きます。出来るだけコストの掛る修理は避けた方が良いでしょう。
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